易経で守るべき事三ヵ条
【一】
「山水蒙」の卦辞に「初筮は告す。再三すれば涜る。涜るれば告げず。」
真剣に問えば天は必ず答えてくれると、その答えが気に入らないからといって、何度も鑑定を繰り返せば、それは天を冒涜することになる。
そうなればもう二度と答えない。
という事です。出た鑑定には争わず一旦素直に聞いてみる事が吉です。
【二】
「占機」というものがあります。占おうと思った瞬間が占いをする時という事です。
できる限りスピーディーに対応をさせていただきますが、最大の結果を得るために焦らずお待ちいただければと思います。
【三】
語るべきではないことがあります。
易経は原則的に全ての事柄に対応することができるのですが、術者が語ってはならないことがあります。
「男子に生を語らず、女子に色を語らず」とされるものです。
こちらが寿命や、男性関係などが読み取れることがあってもむやみに語ることはできません。
好奇心のみを満足させるような無意味で傲慢は質問はしてはなりません。
易は紳士で謙虚な姿勢を持つ方にのみ正しいお告げがくるものなのです。
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